ノイズを削除するライブラリを使用してみたので、さらっと紹介します。
ビルドします。
git clone --recursive https://github.com/OpenImageDenoise/oidn.git mkdir oidn/build cd oidn/build cmake -DCMAKE_CXX_COMPILER=clang++ -DCMAKE_C_COMPILER=clang .. ccmake .. # cを押してgで完了 make
ビルドが完了したらサンプルを実行します。
レイトレーシングによって生成した画像を使用してみます。
この画像をpfm形式(リトルエンディアン)に変換します。 変換にはImageMagickを使用します。
convert image.png -endian lsb PFM:image.pfm
この画像に対して処理をかけてみます。
./denoise -ldr image.pfm -o output.pfm
目に見えるノイズは消えています。ただし解像度は落ちています。 色再現性もだいぶ良い感じです。
レイトレーシングとの相性がだいぶ良さそうなので、後処理に使えそうです。